予想はしておりましたが、EOS40Dを買って2週間足らずでEOS50Dの発表がありました。店頭に並ぶのは9月下旬とのこと。
早い。発売から1年でモデルチェンジです。大抵の40Dユーザーは買ったばっかなのにもう旧モデルかよ!と悔しい思いをしているはずでしょう。しかし、私は全く後悔してません。
もともとフタケタEOSは1年半がモデルチェンジのサイクル。半年前倒しでモデルチェンジしたのはニコンの追い上げがしゃれにならないのでしょう。
私もニコンは使ってみたいカメラ。中学3年の時に初めて1眼レフを買ってもらった時、キヤノンAE-1プログラムか、ニコンFE2、FM2、ミノルタX700とカタログを見比べて悩みに悩んでキヤノンを買いました。だってニコンの交換レンズ高かったんだもん。
その後、暫くカメラから離れて、社会人になって中国駐在の時に銀塩キヤノンEOS5を購入。視線入力で中国の風景を写しました。中国は現像代も安く、当時は36枚撮りフィルムを現像し、Lプリント出で500円くらいでした。EOS5を会社の先輩に売り、自分はEOS100を購入。バーコードで撮影したい露出、シャッターを選択できるという機種でしたが、バーコード入力は一度も使わず。しかし、EOS100自体完成度の高いカメラで、新婚旅行にも持っていきました。ボディーの皮がネバネバになり、撮影した写真の半分が黒くなってしまうと言う現象が発生し、手放しました。
2005年夏、初めての子どもが生まれるので、初めてのデジタル1眼レフ、キヤノンEOSKISS DIGITAL Nを購入しました。シャッター音もカシューンカシューンと気持ちよく、妻のおっきくなるお腹を撮ったりして大活躍しました。立ち会い出産した時もカメラを持ち込み(さすがに出産シーンは撮りませんでしたが)、産湯に付けて娘が目を開ける瞬間を撮影しました。(娘が生まれて初めてみた光景は、このカメラだったはずです)
3年ほど使用しましたが、やはりステップアップしたくなるもんです。ボディーもおもちゃっぽいし、最初の頃あれだけ気に入っていたシャッター音も耳障りになってきました。電車や飛行機の中で撮るとカシューンという金属的な音がうるさいんだもん。
そんなんで、昨年発売した頃からEOS40D欲しかったのですが、妻の許しもでず(コンパクトデジカメは買ったけど)今年の夏を迎えました。
今年の夏、数回の交渉を経て、KISS DNを売ることでやっと購入許可がおりました。本当はKISSDN売りたく無かったけど、まあ良いです。
D300も欲しかったけど、これからボディの価格もEOS40Dの倍するし、レンズも新たに揃えるとなるといくら掛かるかわかりません。ああ、このまま私はニコンを知ることなく一生を終えるのかと思うと少し寂しい物がありますが、高性能な40Dが10万円以下で買えるというのは大変な魅力です。
EOS40Dは不幸なカメラでした。これだけ高性能なのに、KISS X2が発売され画素数が劣るということでうまく消費者の心をつかむ事が出来ませんでした。しかし、歴代EOSの中で一番コストパフォーマンスが優れているのは40Dです。50Dとの価格差を考えればレンズかスピードライトを買った方がよっぽどお得です。
KISSシリーズと比べれば、ボディ剛性、高級感、所有した喜びは段違いです。なんでみんな買わないのかなー。AF精度も高いし。
50Dのカタログを見ると1500万画素。普通こんなにいらないよね。ファイルサイズもおっきくなるし。
少しうらやましく感じるのは、背面液晶のドット数が上がった。ピントを調節出来る事になったくらいでしょうか。
一般的な撮影は40Dで十分です。ライブビューも使わないし。
今回の阿蘇旅行も40Dを携えていったので、非常に思い出深い旅行になりました。シャッター音の評判は良くない様ですが、私的にはパコパコ良いリズムで取れます。KISSDNでは一回の旅行で200枚程度の撮影でしたが、EOS40Dでは600枚も撮ってしまいました。
ちなみにこのブログの阿蘇旅行のエントリですが、風景等は全てEOS40Dです。マクロレンズ持ってないので、食べ物の写真はG9のマクロで撮りました。G9もすごくきれいに写るカメラで、高級感あってお気に入りです。阿蘇のレストランのサラダの写真なんて一眼レフで撮ったみたいでしょ?
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