寝台特急 はやぶさ号 二日目
予想通り、朝の放送で目が覚めました。
思ったよりよく眠れましたが、ウイスキーを飲み過ぎたみたいで、頭がぼーっとしてます。
外の景色もまだ暗いので、横になりながら引き続きごろごろします。まあ、これも寝台特急の醍醐味だなあとうすらぼんやり思いながら。
だんだん、外が明るくなってきました。
うだうだしていたら、もうすぐ下関との事。
車内放送によれば、下関で機関車の付け替え作業があるため、約5分停車するそうです。
下関に着いて、外の空気を吸おうと車外に出ると、たくさんの人が機関車の付け替え作業を写真に撮ろうと、カメラ片手に先頭車両に走り始めました。思わずつられて私もダッシュ。
おーこんなヘッドマークだったのね。昨日は暗かったのでよくわからなかった。
牽引するのはEF66という電気機関車。子供の頃、のっぺりした顔をした電気機関車ばっかの中で、唯一流線型でかっこよくて好きだった事を思い出しました。でも当時は何故か貨物列車しか引っ張って無くて、一般的にはいまいち人気無かったのです。
客車のヘッドマークははやぶさ。
交代の機関車です。あれれ、ヘッドマークが無いぞ。
部屋に戻る間に乗っていた車両をパチリ。
下関を8:38に出発。次の停車駅の門司ではやぶさと富士の切り離し作業を行い、はやぶさ号は10分程度停車をするという車内放送が入りました。はやぶさの後ろに連結されている富士は、はやぶさが出発してから、機関車を連結するので、出発ははやぶさの後になるそうです。
そっかー一駅だけの機関車だったので、ヘッドマークが無かったんだな。
下関フォームで降りたら、また、先頭車両までダッシュ。
ゆっくりと新しい機関車がやってきました。
おー今度ははやぶさのヘッドマークだ。よく考えたら、本州の人はハヤブサ&富士のヘッドマークを見る事が出来ても、はやぶさのヘッドマークを見る事が出来ないのだ。
ゆっくりと連結されます。
はやぶさは8:58分発。富士は9:10分発です。
後ろに連結されていた富士がいなくなったので、最後尾から線路が見えるようになりました。
懐かしいB寝台。お客さんは降りたようなので、ちょっと座らせてもらいました。
そうそう。B寝台は窓の下に収納式のイスがあったんだよな。
この洗面台もレトロな雰囲気。
製造は昭和48年。35年前かー。
個室B寝台ソロは平成元年改造。改造してからもう20年経つのね。
部屋の灰皿。JRでは無くて、JNRの文字が。歴史だなあ。
もうすぐ旅も終わり。車掌さんが部屋の鍵を回収にくるとの事。夜途中下車した人の鍵はどうしたんだろ。
久しぶりの寝台列車の旅は、やはり懐かしく楽しかった。飛行機では2時間弱の距離だがたまには時間をかけてゆったり移動するのも良いもんです。今度はA寝台に乗ってみよっと。
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